「うちは何がウリなんだろう？」
「他社と比べて、どこが優れているのか説明できない…」
こうした声を、これまで多くの経営者や担当者の方から伺ってきました。
ですが安心してください。
強みが“ない”のではなく、“気づいていない”だけなのです。
この記事では、競合と差をつける「強みの見つけ方」を7ステップで丁寧に解説します。
そして記事の終盤では、無料で受けられる3C診断もご案内します。
「まずは自社を客観的に見てほしい」という方は、そちらもぜひご活用ください。
なぜ「強み」は見えにくいのか？
多くの中小企業にとって、自社の“強み”を言葉にするのは意外と難しいものです。
その理由は以下の通りです。
- 日常の業務に慣れすぎて、当たり前になっている
- お客様がなぜ選んでくれているのか、実は聞いていない
- 競合との違いを、きちんと整理していない
こうした背景から、せっかく価値のある提供をしていても、
「強みとして明文化できない」「伝えられない」状態に陥りやすいのです。
自社の強みを見つける7つのステップ
STEP1｜顧客を知る：どんな悩みを解決しているか？
自社の強みは、自社ではなく「お客様」が決めるものです。
まずは、次のような問いかけから始めましょう。
- お客様は、どんな悩みを抱えて当社に来たのか？
- 当社のどんな点に満足してくれたのか？
この問いに対する答えを集めることで、
“お客様が評価してくれている価値”が見えてきます。
STEP2｜競合を知る：他社と比べてどう違うか？
競合他社のWebサイトやSNS、広告などをチェックし、
次の視点で比較してみてください。
- どんな点をアピールしているか？
- 顧客層・価格・スピード・対応範囲に違いはあるか？
「うちも同じようなことやってる…」と思うかもしれませんが、
“似ている”のと“同じ”は違います。
比較を通じて、「他にはない特徴」に気づくことがあります。
STEP3｜自社を俯瞰する：現場の声を集めよう
自社の価値は、トップや広報だけで語れるものではありません。
現場のスタッフ・営業・サポート担当などに、こう質問してみてください。
- 「お客様からよく褒められることは？」
- 「自分たちが誇れる仕事は？」
現場目線の声を集めることで、経営者が見えていなかった「生の強み」が浮かび上がります。
STEP4｜無料3C診断を受けて、強みの“核”を掘り出す
ここで、マーケティング戦略部が提供する「無料3C診断」の出番です。
▼ 無料3C診断の内容
- ヒアリング（30分）：お客様／競合／自社の状況をヒアリング
- 分析シート作成：3Cのフレームで要素を整理
- 「選ばれる理由」の提案：差別化ポイント＋言語化案をフィードバック
「強みを言葉にしてもらえて初めて気づけた」
「HPや営業資料に即活かせた」
といった声を多数いただいています。
STEP5｜SWOT分析で、強みを深掘りする
3Cで大枠が見えたら、次はSWOTで内部と外部の要素を掛け合わせて整理しましょう。
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 強み（Strength） | 顧客リピート率90％、即日対応、地域密着20年 |
| 弱み（Weakness） | 認知度が低い、営業マン不足 |
| 機会（Opportunity） | 市場の拡大、ニーズの変化、助成金制度 |
| 脅威（Threat） | 大手の参入、価格競争、景気の悪化 |
この中で「強み × 機会」の領域こそが、マーケティングの勝ち筋になります。
STEP6｜強みを“伝わる言葉”に変える
どんなに素晴らしい価値でも、伝わらなければ意味がありません。
だからこそ、言語化が重要です。
強みの言語化ステップ
- 事実で支える：「初回面談の満足度98%」「納品実績300社以上」
- 感情で届ける：「安心できる対応」「親身に寄り添う提案」
- キャッチコピーに落とす：「“伝わる営業資料”が3日で仕上がる」など
STEP7｜強みを“使える場所”に落とし込む
見つけた強みは、あらゆる接点で活かせます。
- ホームページ：トップやサービス紹介ページに
- 営業資料：導入事例や実績とセットで
- SNS・広告：ビジュアルと合わせて強調表現
社内でも定義を共有しておくことで、発信の一貫性が高まり、ブランドとしての信頼感にもつながります。
よくある間違いと注意点
- 「高品質」「安心」など抽象的な表現だけで終わらせる
- 競合との比較がないために“差別化”できていない
- 社内だけで考えて、顧客や第三者の視点が抜けている
こうしたミスを防ぐためにも、まずは外部の視点＝無料3C診断を活用してください。
よくある質問（FAQ）
Q. 強みが1つも思いつかない場合は？
A. 実はそういう方にこそ、診断が効果を発揮します。質問を通じて掘り出すことで、「気づいていなかった強み」が見えてきます。
Q. 診断後は何がもらえるの？
A. お客様ごとに「3C分析レポート」「強みの言語化例」「改善提案シート」をPDF形式でお渡しします。
Q. 費用は本当に無料？
A. はい、完全無料です。今後の提案を前提とした“売り込み”ではありませんのでご安心ください。
まとめ｜強みの“発掘”が、すべての起点になる
強みが明確になると、発信の言葉が整い、営業にも自信が生まれ、広告の効果も変わります。
「商品は変えてないのに、反応が2倍になった」
──そんな変化も、実際に起きています。
まずは以下のアクションから始めましょう
- 顧客の声を1件でも集めてみる
- 競合サイトを3つだけ比較してみる
- 無料3C診断に申し込んで、客観的に見直してみる
